社会保険労務士試験の超直前期に行っていた勉強法
こんにちは、yumeです。今回は、私が社会保険労務士試験の超直前期に行っていた勉強法についてご紹介します。直前期は、効率的に学習を進めることが重要です。私が特に力を入れていたのは、以下の3つの方法です。
1. 条文音読
条文音読は、社会保険労務士試験の理解を深めるために非常に効果的な方法です。
- 目的:条文の正確な理解と記憶の定着
- 方法:毎日、特定の時間を割いて条文を声に出して読み上げます。音読することで視覚だけでなく聴覚も使って記憶に定着させます。
- 効果:音読することで、条文の流れや言い回しを体得し、試験本番での引っかかりが減ります。また、音読を繰り返すことで、自然と条文の内容が頭に入るようになります。
具体的な例
- 労働基準法や健康保険法など、試験に頻出する条文を重点的に音読しました。特に、難解な部分や重要な条文は何度も繰り返し音読することで、リズムとして覚えることで選択式問題の対策としていました。
2. 判例集の読み込み
判例集の読み込みも、直前期には欠かせない勉強法の一つです。
- 目的:実際の事例を通じて法律の適用を理解すること
- 方法:重要判例をまとめた判例集を用意し、毎日少しずつ読み進めます。有名な判例は状況をイメージするために、youtubeなどで詳細な説明がされているものなどを見ました。
- 効果:判例を読み込むことで、判例の問題が出てきたときの苦手意識を軽減します。
具体的な例
- 社会保険労務士試験に頻出する労働関係法規の判例を中心に読み込みました。通信制の予備校を利用していたので、判例まとめの本を毎日3ページ程度読み込んでいました。太字の箇所を意識して覚えるようにし、有名なものを重点的に読み進めました。サラサラ読む程度で進めていきました。受験生の多くがとれる問題を取りこぼさないことを目標に取り組みました。
3. 白書対策
白書対策も、直前期には重要な勉強法の一つです。
- 目的:最新の労働経済の動向や社会保険の現状を把握すること
- 方法:最新の労働経済白書や社会保険白書の概要を把握し、重要項目をピックアップして要点をまとめます。過去問を分析し、よく出題される項目を重点的に学習します。
- 効果:白書の内容を理解することで、試験において最新の情報を活用できるようになります。
具体的な例
- 労働経済白書や社会保険白書の重要な章を読み込み、特に有名な数値(出生率など)の暗記をしました。
まとめ
社会保険労務士試験の超直前期には、条文音読、判例集の読み込み、白書対策を重点的に行うことで、理解を深めることができます。これらの方法は、知識の定着を促し、試験本番での実力発揮に繋がります。社会保険労務士試験ではその他の受験生が取れる問題を自分も必ず取らなくてはいけない、又その他受験生のほとんどがわからない問題は自分もとれなくても良いという面があります。半分以上の受験生が正解をとれる問題を取りこぼさないためにも、条文音読・判例集の読み込み・白書対策は必ず行いましょう。条文・判例集・白書は通信制の学校が出していた本を1冊読み進めましたが、ここにのっていない情報はほとんどの受験生が分からない箇所なので、ここで高得点をとることを目指すのではなく、足切りにならなければ良いといった具合で進めていきましょう。